なぜあえてB型を立ち上げたのか?

お世話になっております。
団地弁当の板屋佑実子です。

今回は、数ある仕事が存在する中で、あえてB型事業所を立ち上げた理由をご紹介させていただきます。
利用を検討している方や支援機関の方々は、「この会社で大丈夫なんだろうか?」「なんでB型?」と不安に思う方もいらっしゃいますよね。
読んでいただくと、少しご安心いただくことができるのかなと思います。

結論まとめ

①元々障害福祉のコンサルをしていたため
②利用者の人生に大きく関わることができるため
③社会にとって役に立ちたかったため
④努力がそのまま数字として表れるため
⑤他業界に比べて発達が遅れ気味だったため

①元々障害福祉のコンサルをしていたため

これはシンプルで、
以前は障害福祉事業所に対して「もっとこうした方がいいんじゃないか」といったご提案をする立場だったのですが、今度は提案するのではなく自分で実現してみたいと思ったためです。

②利用者の人生に大きく関わることができるため

ご利用者様の人生について本気で考え、その計画を達成するために一緒に行動できる仕事は珍しく、かなり魅力的に感じたためです。
ご利用者様の人生について、計画立案〜実行まで一貫して関わることができるのが、B型の大きな特徴です。

B型では、利用者の生活や今後の目標などが記載された個別支援計画などを作成します。
この計画を作るのには、入念なヒアリング・社内会議・社外会議が必要となります。
計画を立てると、今度はそれを達成するためにご利用者様と共に計画達成に向けて行動します。

このように、計画立案〜実行まで一貫して関われる仕事はなかなかありません。
例えば、営業は商品を売ったら終了・エンジニアは商品を作ったら終了・キャリアアドバイザーは計画したら終了 といった形になります。
かなり大袈裟な話、例えばキャリアアドバイザーが大嘘ついて計画したとしても、「計画した」ということになるのでその人の仕事は終了ということになります。

しかし、B型は計画立案だけでは終わらず一緒に実行するところまで寄り添うため、適当なことは口が裂けても言えないということになります。
こういった「責任感を持たなければ成立しない仕事」というのは、個人的にとてもやりがいを感じます。
しかも、その計画が人の人生に大きく関わることなので、尚更やりがいを持てるのかなと思います。

③社会にとって役に立ちたかったため

誰かの役に立ってありがとうと言われるのがとても好きで、より社会に貢献できるような仕事がしたかったためです。

「役に立つ」という観点で見ると、仕事は3つに分類できると考えています。
・無いと困る
例:B型、衣食住に関わる仕事など
・最悪無くても大丈夫
→営業、IT、プロ野球選手など
・むしろ迷惑、社会にとってマイナス
→反社、売春を促す仕事など

より役に立つ度が高いのは、「無いと困る」且つ「困ってる人が多い」の2つが揃っていることかと思います。
なので、コンサルの経験もあったB型をあえて選択しました。

④努力がそのまま数字として表れるため

B型事業所の報酬は、厚生労働省によってかなり厳格に決められています。
だからこそ、ちゃんとやればそれがそのまま数字として返ってくることになります。
成績表みたいな感じで、とてもやりがいを感じられます。
一般的な仕事では、努力しても報われないことがあったり、逆にずるい手を使って成果が出るといった矛盾が起こることも結構あるのかなと思います。
たとえば前職のコンサルでは、大嘘ついてお金を取らなければいけない場面もありました。。。
そういった苦い経験があったからこそ、自分が好きなこと/好きでないことの分別がつき、結果的に「数字としてそのまま返ってくる」B型を選択することができました。

⑤他業界に比べて発達が遅れ気味だったため

気分を害された方がいらっしゃったら申し訳ありません🙇‍♀️
他業界に比べると、障害福祉業界は発達が少し遅れ気味な部分があるのかなと思っています。
でも逆に、その環境下で自分が少し発展的なことにチャレンジできれば、目立つ存在になれるというメリットもあります。
目立つ存在になれれば自然と利用者も増えて、会社としても大きく成長することができます。

それと、単純に未発達の環境が楽しいと思えるというのもあります。
すでに環境が整っている業界で決められたことを淡々とこなすというのは、やはり自分には向いていないと感じることが多くありました。
逆に、ドラクエのような広野を行く(?)といった”何があるか分からないワクワク感”がかなり好きです。
未発達だからこそ、このワクワク感を感じれるのかなと思います。
神奈川から千葉に引っ越したというのも、私にとってはワクワク感の一つです。笑


長くなりましたが、以上となります。
B型に関して強い思いがあるということが、少しでも皆様に伝われば幸いです。
ありがとうございました!

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